B3向け研究室説明会

2024年度は終了しました．

Message from Professor / 先生からのメッセージ

高道研究室は2024年4月に発足した研究室です．トップページに書いてあるとおり，高道研は「音と言葉」の研究室で，「音と言葉について未来はどうあるべきか」「音と言葉の理はなにか」に答えるために研究しています．主な研究手法は，音声音響音楽に関する機械学習，信号処理，資源収集，インタラクションです．研究テーマなどはプロジェクトページや研究室紹介ポスターをご参照ください．

学術機関における理工学研究とは，人類に新たな価値観を与える行為です．その研究で「誰がどう幸せになるのか」「世界について何が明らかになるのか」を考え，それを実現し，対外にアピールしてください．高道研究室では，成果の対外発表（トップ国際会議，論文誌が中心）を積極的に行うので，そこで自分自身を売り込んでください．

研究は，うまく行かないことも多々あります．自信満々に考えたことが間違っていることもあります．優秀な他人と自分を比較して劣等感を覚えることあるかもしれません．ただし，それらは些細なことで，そこから自分で何を考えどう動いたかが重要です．動いた結果があなたを作ります．そういう環境を提供するのが，研究室における教育だと思っています．結果だけを追い求めすぎず，その道中を楽しんでください．

Information for applicants / 希望者向け情報

B3 / 学士課程

別途記載する研究室見学会に参加してください．こちらからは，研究室学生と教員が参加します．B3–B4にかけての主なスケジュールは以下のとおりです．

2~3月 … 基礎勉強会．分野に関する知識や，プレゼン・原稿執筆のやり方を学びます．
4月~ … 卒業研究．テーマは個別相談の上，こちらから与えます．これは，研究に関する一通りの行為を早く学ぶためです．
4月~7月 … 論文輪講．7月の本番に向けて，研究室内で何度か発表練習を行います．
8月~9月 … 夏休み．ゼミや輪講などの研究室イベントはありません．卒業研究を進めつつ，夏を満喫してください．
1月~3月 … 卒業研究発表や学会発表を行います．

Master Course / 修士課程

他研究室からの入学希望者は，高道宛にメールでご連絡ください．その際，GPA，英語に関する資格，publication listなど、学術成績，英語能力，研究能力がわかる資料を添付してください．博士課程学生には，以下のことを求めます．

情報の理学と工学に関する専門知識と視野を身につけること
研究に関する一連の行為を学び実行できること
成果を社会に還元できること

他研究室から入学する場合，最初の研究テーマは個別面談の後にこちらから与えます（理由は前述）．そのテーマが一段落した後のテーマは，自分で考えてもらいます．

全ての学生は基本的に，後輩の研究メンターになってもらいます．他者に教えることで他者から学んでください．

Ph.D Course / 博士課程

博士課程への入学希望者は、高道宛にメールでご連絡ください．その際，publication listなどの研究能力がわかる資料と，研究テーマ案の資料を添付してください．博士課程における主たる研究テーマはこちらから与えません（もちろん，研究相談などは他学生と同様に行います）．博士課程学生には，以下のことを求めます．

国際的な場で分野を牽引できる人になること
音と言葉について10年後の未来を設計し，実行できること
機関や所属を超えて他の人と一緒に研究できること
人間としての見本になること

博士課程中は，留学などの他研究室連携も積極的に行います．

(博士課程学生には，修士課程学生に求める能力が備わっていることを前提とします．そのため，分野外からの博士課程入学については，修士課程への入学を推奨します．)

Research Intern / 研究インターンやアルバイト

高専生，大学生の研究インターン・アルバイトを受け付けることが可能です．インターン・アルバイトともに有給です．研究室に所属している場合は，所属研究室の教員を経由して高道宛にメールでご連絡ください．未所属の場合は，研究開発能力がわかる資料を添付して，高道宛にメールでご連絡ください．

Postdoc Researcher / 博士研究員など

現在募集しておりません．ただし，雇用予算を持っている場合（例えば，学振）は個別にご連絡ください．

FAQ

Q. コアタイムはありますか？
- A. ありません．
Q. ずっと在宅で研究しても良いですか？
- A. 研究場所は任意ですが研究室をオススメします．他者と話すことも大事だからです．
Q. 学生はどのくらい研究室に通っていますか？
- A. 週2~3日は研究室に来る人が多いです．
Q. プログラミング言語はなんですか？
- A. 主に Python です．
Q. 音の収録もやりますか？
- A. 積極的にやります．楽しいです．
Q. 自分の研究テーマは1人で実施しますか？
- A. 先輩などがメンターに入ります．また，研究テーマの殆どは他機関との共同研究なので，他機関の研究者にも相談可能です．
Q. 毎週のイベントは何がありますか？
- A. 進捗を報告するゼミ，知識を学ぶ勉強会，本を読む輪講，個別MTGです．
Q. 各個人の研究室設備は何がありますか？
- A. 各人に机，desktop PC，ヘッドホンを配布します．必要に応じて laptop pc も配布します．
Q. 研究以外の研究室設備は何がありますか？
- A. 冷蔵庫，電子レンジ，流し台があります．冷蔵庫にあるお菓子やジュースは好きにとってOKです．